来日経験もあるフランスのジプシー・バンド、ラ・キャラヴァン・パスの最新作。新曲6曲と、これまでにリリースした楽曲のリミックス4曲を収録。新曲にはロック・ザ・キャスバのカヴァーでも知られるラシド・タハをフューチャーした楽曲などを収録。マヌーシェ・スウィング、ルンバ、バルカン・ブラス音楽などを、彼ら流にユーモアを交え、再構築したジプシー・サウンド、といった感じかな。個人的にはリミックス曲がどれも良質で好み。クリックにタガダなど、来日経験ある彼らの仲間が新たな息吹を吹き込んだエレクトロ・ジプシー・サウンドは、間違いなくフロア仕様な仕上がり。彼らの作品の中で、本作が一番好きかも。
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