70年代から営業するペルーのレコード・レーベルでありレコード・プレス工場、Infopesa。現在では代替わりして2代目が運営中。それと同時に CD の再発も頻繁に行うようになったとか。本作はそのカタログのうちの一つより、ペルーヴィアン・クンビアのクラッシックを集めたコンピ。アンデス、南米フォルクローレを感じさす哀愁のメロディはまさにソウル・ミュージック・フロム・ペルーと言うものだろう。タイトルから察するとトロピカル・ミュージックを意識もしているのだろうが、カリブみたいなトロピカルにはどうしてもなりきれない、ならではな感じにも個人的には超好感を持てる。と言うか、ツボです。特にラスチューンからはそれが良く伝わるような。で、何となく標高高めで乾いてる、けどグルーブは粘着系。ペルーの人々の血に流れる音楽、大衆の歌は日本人にも響くオリエンタル性もあるんだよな。なんて大陸の成り立ち、移動説についてまで妄想に想像が膨らむスケールの大きなコンピ、ですね！
» 商品の取り置きは3週間まで／返品・についてはこちら
