その経歴は謎、と言うジャマイカのピアニスト、Cecil Lloyd（セシル・ロイド）。ホテルバンドのリーダーとしてなんと17歳でデビュー、1959年には既にアルバムを録音していたと言う紛れもない天才。そんな才人が65年にリリースした極上としか言い様の無いアルバムを、日本が世界に誇るレゲエ＆ブラック・ミュージック・レコード・ショップの Dub Store がリィシュー。優雅に、自由に、鍵盤を飛び跳ねる彼の指使いまで見えてくるそのピアノの一音一音にいちいちグッと来てしまうのはきっと万人共通のはず。カリプソ、ジャズにラテンのリズムにメロディを飲み込んだジャマイカン・ミュージックは時代を越え熟成を重ねる。これは素晴らしい！未体験の方は是非体験すべき名作。
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