CALEXICO のメンバーとしても活躍するマルチ・インストゥルメンタル・プレイヤーの SERGIO MENDOZA が中心となり結成。2012年にリリースされたデビュー作に続き2016年にリリースされた2作目のアルバム。ペレス・プラードの影響を受けつつもそれを独自解釈、進化させたサウンドで似非マンボとでも言うべき内容だった前作。本作では更に進化させたネクスト・ステージのニュー・ウェーブ・ラテンを聴かせてくれる。全面に押し出したロックなフレイヴァーとラテンの邂逅。そしてエモーショナルな部分は良い意味でスパイスとして存在。メレンゲ、ボレーロ、チカーノ・ロック、マンボにチャチャチャ の新たなアプローチ。やはリ彼からは並々ならぬセンスを感じてならない。トゥーソンとメキシコを繋ぐ音楽史の最前線はここに違いない。
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