フランス領アンティル諸島発祥の音楽、Zouk。80年代に世界へと広がりブームとなったそれは、その後、R&B やレゲエの影響を大きくうけ、現在でもカリブ諸国やアフリカ、南米で根強い人気の音楽となっている。そのカーボ・ヴェルデ版がこれ。Cabo Zouk のコンピレーションアルバム。基本、R&B。でも、おっ！と驚きの曲があるのがこの手のコンピの面白い所。3曲目、8曲目のカーボ・ヴェルデ発祥、アッパーダンス音楽、FUNANA の現行版や、所々で匂ってくる当地の伝統音楽の臭い、所謂、訛。アフリカ、カリブ、南米を繋ぐカーボ・ヴェルデならではの進化を見せる一味違うカリブ産R&B。
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