再入荷！ドイツのリィシュー・レーベル、アナログアフリカ。この業界では間違いなくトップクラスの仕事で信頼出来るレーベルからウワサになっていたコンピレーション・アルバムが漸く届いた！ブラジル北部パラー州ベレンの大衆音楽、Carimbo、Sirimbo にLambada をコンパイルした本作だ。収録曲は70年代以降の楽曲で、土着的なものからポップスの影響を受け洗練された、その進化系などこの音楽の本質をついていて実に素晴らしい。荒々しい演奏に音、録音はジャマイカのヴィンテージ・スカを聴いてるみたい。跳ねるリズムにはアフリカ、カリブの影を、郷愁のメロディは同じくポルトガルの植民地だったアンゴラのセンバの影を見る。また、アマゾン川で繋がるペルーの影も見えたりと、ブラジルと言う国の一つの街で、こんな豊潤な音楽が産まれ発展してきたというのを伝えてくれる。私、縁有って4年前に現地に買い付けに行きましたが、レコードはどんどん少なくなってきているそう。で、盤質の良いものとなると、、これだけの曲を揃えた本作がどれだけ凄いかは聴けばお分かりいただけることでしょう。内容、クオリティー、アートワークも含めパーフェクト。そもそもブラジル以外の国でこのジャンルのコンピを作ったことってあるのか！？世界初のCarimbo コンピレーションアルバム！？ほんと凄い仕事。マキシマム・リスペクト！
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