発売から一年。日本のオーセンティック・スカを代表するバンドの一つ、名古屋のThe Rude Pressures が2020年にリリースした最新アルバムが遂に入荷。前作のリリースは2009年。なんと11年ぶりのフル・アルバム、という訳だ。これが恐ろしく素晴らしい。ヒリヒリとした緊張感。初めて聴いた時は鳥肌たちました。30年間のキャリアの味、と言うか一朝一夕では出せない音の重み、説得力がやはり違うんだよな。その音の向こうから漂う、危ない匂いに釣られてしまうはず。そしてこの音楽の暖かさ。この相反する魅力を存分に発揮出来るのは、やはりベテラーノの豊富な経験がなし得る技、という事でしょう。ゲストに、ここ最近はPeng Peng Dong Peee の活躍から目が離せない、カセットコンロスのワダマンボ氏が参加。最初から最後まで抜かりない流れ、やはりルードボーイはしくじらないんだ。
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