ポルトガルはリスボンを拠点に活動するバンド、Terrakota が2004年にリリースした2枚目となるアルバムが入荷。これ、僕に取っては懐かしいアルバムでもあるんですが、今また久々にプレイヤーから流れてくる音を聴いて、音楽としては全く古びていないのを確認。良い音楽だなと。Wikipedia には解散の情報は載っていなかったので、まだ活動中という事なんでしょうか。となると、久々新作が聴いてみたい気が。アフリカ、ブラジル、カリブ、レゲエなどの音楽を、ロックのフィルターを通したミクスチャー音楽は、ポルトガルという国の歴史を反映。彼らの強いアイデンティティを感じる。予測不能の着地点に胸躍る。歳上級の祝祭感と多幸感。当時のバルセロナ混血音楽ムーブメントと同時期ということもあり、ワールド音楽好きからは大きな注目を受けたのは改めて納得。2000年代前半という時代のカオスの影響も今また面白い。忘れてはならない名作。未体験の方。
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