2000年代後半、コロンビア発祥で南米のポピュラー音楽「クンビア」を世界標準のセンスで電子化。そのシーンの道を作り、発展に大きく貢献したアルゼンチンの超重要レーベル、ZZK。2008年にリリースされた第1弾のコンピレーション・アルバムはワールド・ミュージックファンからダンス・ミュージック、はたまたアバンギャルドな音楽好きまで多くの人々を魅了。あれから14年、コンピレーション・シリーズの第4弾が久々に登場。ブラジルのMaga Bo にZZK 最初の契約アーティストのTremor 以外は新人。新しい才能、原石が集結。南米伝統音楽の電子化も進み、様々なアプローチや手法で現行ダンスミュージックとの融合を見せ、ファンを魅了し続けている今、これはその最前線というべきラインナップだろう。ヒプノティックな世界を展開し聴くものをハメてくる。クラブ・サウンドと言うより、よりスピリチュアルな南米の深部に迫った内容、と言える本作。クラッシックなリズム、フォークロアの伝統に「明日」というスパイスをかけた11曲。これに目が醒めないわけがない。ドープ＆フレッシュ！
Lado A
Lado B
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