エチオピアのピアニスト、Emahoy Tsege Mariam Gebru。彼女が1963年にドイツのプライヴェイト・レーベルから極少量だけプレスし、10インチヴァイナルでリリースしたデビュー・アルバムの再発盤。これまでにも何度か再発されていましたがこちらは2022年盤の再発。貴族の家に生まれ欧州でクラッシック音楽を学び帰国。その後、教会での礼拝で信仰に目覚め修道女となった。他のどこにもない彼女のピアノ。聴き進めるうちに思わず涙が、、、なにこの力。美しさ。優しさ。そしてスケールの大きさは。クラッシックピアノとエチオピア音楽。そのどちらも行き来しながら宗教的な音楽まで思い起こさせる。そう、それはまさに彼女自信の人生をを投影しているかのよう。現在99歳、いまだ現役として活動。間も無く新作もリリース。こんな凄い人がいるんだな。ありがとう。穏やかな時間がここには流れている。
Side A
Side B
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