クラリネット奏者、近藤哲平率いる国産トロピカル・バンド、of Tropique のデビュー・アルバムが、ワシントンD.C. を拠点にするレーベル、Electric Cowbell Records から発売。2021年に同レーベルからシングルをリリース。そして待望のアルバムを発売。素晴らしい流れ。祝！！フェイク感満載なトロピカル音楽が癖になった7インチ。そして本作は、、、どこか懐かしさを匂わせ、遊び心というポップな感覚も持ちわせた内容に演者たちの懐の深さを感じる。流石です。民謡クルセイダーズ＆ 絶好調Mumbia Y Sus Candelosos のパーカッショニストの小林ムツミ。そしてアルゼンチン出身で新時代のチーチャの創造に挑戦するギタリスト、Rolando Bruno が参加。新たな、しかもラテンの血も入れ本作にリアルさと豊かな彩りを与えている。どこのどれかははっきりしないけれど、確かどこかにこんなトロピカル音楽あったよね！？みたいな妖しさ、2倍、いや3倍増し。板についてきたフェイク感。これがリアルな現行トロピカル音楽だ！という謎の説得力も。間違いなく進化してます。ツボ突きまくり。帯付きっていう拘りの装丁も今っぽくていいね。素敵な音楽妄想広がるof Tropique の擬似世界旅行的な一枚はオンリーワンの魅力に溢れている。
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