幼少期から音楽とサッカーに夢中だったというカーボヴェルデのシンガーソングライター、Tchiss Lopes。彼が82年にリリースしたLP がイタリアのArabusta Records よりリィシュー。故郷カーボヴェルデの政情不安により20代の頃、ポルトガルに移住し、その後イタリアへ。そしてアフリカ、ポーランド、スコットランドなど転々とし憧れの地、ブラジルへも旅をしたという。各地で肌で感じた音楽、文化を持ち帰りイタリアにて録音されたのが本作。おいおい、これパチャンガだろ!というくらいアッパーな高速なフナナ。ボブ・マーレイの影が見えるルーツ・レゲエ。ブラジル音楽のサウダーヂ。などなど、混血具合凄まじいにもほどがあるトロピカル音楽に目眩が。。所見ではありますがLado B の展開に熱くなりました。これが名盤と呼ばれる所以がよく分かる。自らを音楽コミュジケータート定義したという彼は、欧州各地をツアーで周り愛とその音楽の素晴らしさを伝えたという。ハイブリッドなフナナ、カーボヴェルデ音楽の夜明け、と言うべき一枚。そんな気がします。
Lado A
Lado B
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