当時、ジャポニクス省吾さんを元に出回った一枚のCDRはそのシーンを追いかけていた僕らに大きな衝撃を与えた。カナダはモントリオール、ケベック州のメスティーソ・バンド、チャンゴ・ファミリー。まずジャケットのアートワーク、そしてその内容は何よりも。その名作が発売から10年以上経ち、今ようやく入荷した！当時聴いた時の衝撃は今も決して褪せることはなかった。ラテン、アフリカ、アラブにレゲエ。スカ、カリブそしてトロピカルまで。おいおい、この幅広さ、一体何なんだよ、凄いね。バルセロナを中心としたそのシーンが最もエネルギッシュで、その飛び散った火花が世界各地で数多くの混血バンドが産んでいたあの頃の名作として、これは埋もれさせておくわけにはいかない！時代を越え、聴き継がれ、かけ継がれ、躍り続けられる名曲がここにある。
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