70年代から営業するペルーのレコード・レーベルでありレコード・プレス工場、Infopesa。現在では代替わりして2代目が運営中。それと同時に CD の再発も頻繁に行うようになったとか。本作はそのカタログのうちの一つより、ペルー北部海岸地方のクンビアにチーチャをコンパイルしたCD。地域別にコンパイルと言うコンセプトは今までに無かったんじゃないでしょうか。地方ごとの微妙な訛の違いなどに思わず注目。北部の人気バンド達の知られざる名曲の並びには興奮しない訳が無い。演歌、歌謡曲的な哀愁のメロディとペルー流のこぶしには毎度のことながら惹かれる。意外とアコーディオンが多用されているのは発見。バンド名に数字が並ぶのもカッコイイよな。この手のリリースがあると語らずにはいられない名作、2007年リリースのコンピ、Roots Of Chicha 以降、多くの作品が再発、CD化されたと思いますがまだまだ未聴の曲、沢山ありますね。奥深きペルービアン・クンビアの一端、北部編。いいです！！
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