90年代後半からフランスを拠点に活動、サンプリングを駆使した宅録ブレイクビーツを披露する KAZAMIX の2002年作。どうやらその中心人物の Freadz は2010年のFUJI ROCK に出演した、La Ruda 周辺の人物だとか。彼が弾くギター、ベイス、ドラムにセンスとユーモア感じさせるサンプリングで構成されたエレクトロニックなブレイク・ビーツはローファイで暖かい。前世紀的スペイシー具合、遊びの延長のような実験感覚。クレイジー・ガレージ・ユニット、Messer Chups を彷彿させたりもする。ストーリーを感じさせる曲順/構成を是非、味わうべき。本作と言う旅をじっくり楽しんでいただきたい。
8曲目の元ネタはコチラ。 Toots & The Maytals / Night And Day
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