70年代から営業するペルーのレコード・レーベルでありレコード・プレス工場、Infopesa。現在では代替わりして2代目が運営中。それと同時に CD の再発も頻繁に行うようになったとか。本作はそのカタログのうちの一つより、ペルークンビアの象徴的な存在であるチーチャ、アマゾンのクンビア集。ロス・ミルロスにファネーコといった代表格から、初聴きのマイナーなバンドまで全16曲を収録。ホットトピックスは間違いなくコロンビアのバンド、アフロサウンドの曲でマヌ・チャオもフレーズを頂いた15曲目、Tiro Al Blanco のロス・ミルロス・ヴァージョンの収録。中々聴けないレアーな一曲ですよ。話は反れるが、The Clash のツアーDJ として知られる DJ Scratchy とブラジル北部、アマゾン川流域の街ベレンの音楽、ランバダやギタハーダとチーチャが似てるって話で今年の来日時に盛り上がったんだよな。で、マイメンの DJ Tagood はペルーのバンド(確かファネーコだったような)のカリンボーを聴かせてくれたり。アマゾン川を通じて音楽も交流し、豊かなその恵みは周辺の国々の音楽にも、もたらされていたってこと。話を戻そう。名作、Roots Of Chicha に勝るとも劣らない、とっても良い仕事してます、コレ。
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