マノ・ネグラのメンバーでマヌ・チャオのバンド、ラ・ヴェントゥーラでも活躍するガルバンシートが名を連ねるフランスのバンド、Flor Del Fango。1997年に結成され一枚のアルバムをリリース後、2002年に活動を停止したが目出度く再始動、その記念すべき第一作目がこちら。アンデス、フォルクローレなど南米の大衆音楽でロックする路線は踏襲しつつ、荒々しさは若干影を潜め少し大人の混血サウンドを披露してくれている。活動停止後の月日の流れ、それぞれの活動が反映したであろうその音は、今なお瑞々しく増し響き渡る。この説得力は流石一朝一夕ではこうはならないベテラーノにしか作れないであろう濃密な一枚！混血音楽ってこういうこと！！
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