ブラジル北部ベレン発祥の音楽、カリンボーがブラジルの重要な文化遺産であると言うことを認識させるため、2009年から活動するMovimento De Carimbo Do Oeste Do Para。彼らの2018年作が入荷。トラディショナルなスタイルの土着的なカリンボーのレパートリーを披露した本作。荒々しく生々しい音、郷愁と祝祭のメロディ。乱れ打つ打楽器のリズムに心は自然と高揚し陶酔して行くことだろう。パイオニア、カリンボーの象徴的存在であるヴェリケッチへのリスペクト、そしてその音楽の本質に魅せられた現代の音楽家の情熱に溢れた熱量の高さ。カリンボーと言う素晴らしい音楽の認知度向上を目指すと言う素晴らしい大義。微力ながらここ日本でも紹介させて頂きます。カリンボーの入り口としては最適、もちろん好き者も納得させるクオリティ。アマゾン川河口の街、ベレンの匂いする良いアルバムです。
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