フランス産の混血音楽を聴かせてくれるトリオ、KARAPATT。彼らが2016年にリリースしたアルバムが入荷。フランスならではと言えるシャンソンにマヌーシェ・スウィング、アラブの旋律にクンビア風味な楽曲を哀愁たっぷりにアレンジ。当地のこの手のジャンルのパイオニア、ネグレス・ヴェルトをよりシンプルにソリッドにしたようなサウンドに今を感じる。胸を掻きむしるマイナー調の泣きのメロディ、男臭くストリートな臭いに思わずグッとくる。全体的な雰囲気はダークでローだがその奥にじわじわと燃えるモノが伝える熱にやられた。多彩で通好み、とは言えストレイトに響く熱量、レベルの高い実力派バンドといえるでしょう、これは！イイね！！
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