再入荷！メキシコ南東部カンペチェ州生まれの女性シンガー・ソングライター、ラ・マリンチェ。彼女が2018年にリリースしたアルバム。トトー・ラ・モンポジーナやスサーナ・バカ、セザリア・エヴォラにメルセデス・ソーサと言った女性シンガーからの影響を強く受けていると言う彼女。なるほど、納得。その歌声は力強くエモーショナルで、先に名を挙げた先人達が目に浮かぶ。とは言え、成熟しきっていない若さな部分も感じるのがまた魅力。ランチェラにクンビア、フォルクローレにボレロなど中南米、メキシコ系大衆音楽の進行形サウンドを全編にて披露。プロデュースにルンバ・カタラーナのシーンで活躍するペップ・リャードを迎え、中南米だけでなく欧州のエッセンスを加え更なる広がりを与えているのも良いね。勇気と活力を与える内容は女性ならでは。明日の糧になるエナジーに満ちたアルバム。素晴らしい！
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