LP!数ある現行アフロ・ミュージック・バンドの中でも、僕がだんトツだと思うのがカナダを拠点に活動するこのバンド、The Soul Jazz Orchestra。彼らが2019年にリリースした最新作がこちら。以前作品を紹介した際にも書きましたが、キャリアのスタートはアフロ・ファンクと言う括りだった彼ら。作を重ねるごとファンクだけでなく、アフリカ音楽という拘りの中で広範囲にレパートリーを拡げ、そこに現代のトレンドを織り交ぜるなどして、より自由に縦横無尽に様々な国を行き来するスタイルが大好き。過去にはThe Clash のMagnificent Seven もカヴァーしてたしね。それを可能にする実力はもちろん、造詣の深さにセンスの良さに惹かれ、ある種、憧れに近いものも感じてる。本作では前作のディスコ路線を踏襲しつつまた新しい国、そして今までに聞いた事が無い妄想膨らむ音に出会わせてくれる。これまでの中で最も、彩り鮮やかな本作は初期のUB 40を彷彿させる一面も。そこまで言ったか。。リリース直後からNice One Kaz 氏のプレイリストに入り続けている6曲目、War Games がリード・トラックでしょう。毎度、期待のその上行く彼ら、The Soul Jazz Orchestraは、今作もごキゲン間違いなし。
Side A
Side B
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