ドイツのリィシュー・スペシャリスト、アナログ・アフリカかまたまたやってくれた!これで何度目だ??カーボ・ヴェルデのバンド、ヴォス・ヂ・サニコラウが1976年に制作したというLP のストレイト・リィシュー。もう全てどうでも良くなるほどのかっこ良さ。この感覚分かる??もう、一曲目のイントロ、ワンフレーズでオッケー。これヤバいでしょってわかっちゃうスゴいアルバム。カーボ・ヴェルデのサン・ニコラウ島出身の7人組、ヴォス・ヂ・サニコラウ。彼らが演っているのは1930年代に誕生したと言う「コラデイラ」という音楽。この前のめり具合、スピード感に躍らずにはいられない衝動に誰もがかられ、そして荒々しさ、激しさは血を騒がせるはず。ブラジル北部の音楽、カリンボーにスゴく近い物を感じた。跳ねるリズム、粗さ、メロディ。そしてアンゴラのセンバにも。元は同じポルトガル支配国。このラインの音楽、ここ最近、僕的に熱いです。話を本作に戻そう。本作はオランダのロッテルダムのスタジオで録音。期間は数日間で行われたとか。その短期間の録音がこのアルバムにマジックをかけているという。彼らはこのアルバムを残し解散。これが存在を証明する唯一の作品、と言う訳だ。それを復刻すると言う素晴らしい仕事にまず乾杯。奇跡的なかっこ良さ。このアルバム、このバンドを知れて僕は幸せ。再発してくれて本当にいつもありがとう、アナログ・アフリカさん。次も楽しみにしてます!!
Lado A
Lado B
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