前作から4年ぶり。Gabriel Reyes-Whittaker ことFrankie Reyes の2枚目のアルバムが入荷。オーバーハイム・シンセサイザーのみでボレロの名曲をカヴァーした前作に対し、今作ではオリジナル曲のみ8曲収録。プエルトリコ出身という彼のルーツ、ラテン音楽の伝統とテクノロジーの融合を目指したという本作。聴けば聴く程、増していくサボールに、思わず遠い目をしてしまうロマンティコはやはりラテン音楽。とはいえ、モンド・ミュージックであり、ムード音楽でもあり、そして前衛的な音楽という要素もあるこの希有なバランス感覚は唯一無二。再構築からクリエイトへ。4年間待った甲斐がある素晴らしい内容。この音の波の中でいつまでも浮かんでいたい、やはりそう思わずにはいられない極上の時間がここにはある。無限リピート、抜け出せない危ない一枚。
Side A
Side B
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