スペインはガリシアのバンド、Transilvanians。The Clash、Angelic Upstart’s といったパンクバンドの秀逸なレゲエカヴァーを聴かせてくれた彼ら。また、スキンヘッド・レゲエのヒーロー、ロイ・エリスのバックも勤め共にアルバムを制作した事でも知られる。そんな注目のバンドが3枚目のオリジナルアルバムをリリース。スカ、ロックステディ、アーリー・レゲエの時代のエッセンスを今というフィルターを通し表現。タイトルに有る通り、今作はこれまで以上にソウルフルな内容。リラックスしたナイスムードなロックステディにレゲィから、もちろんアッパーダンスナンバーなスカ、ウィッキッドなブギーに、マエノメリなスキンヘッドレゲィも有り。高い表現能力で様々なスタイルの熱いソウルを感じるジャマイカ音楽をこの一枚にパッケージ。ルーツ・レゲエのシーンで活躍するスペインの女性シンガー、High Paw をフィーチャー。この人選がまたこのアルバムに広がりを与えている。他には無い、このバンド独自の音、スタイルを構築。着実な進化を魅せた一枚。ラストの「The Black Mambas」ってもしかしてコービー・ブライアントの事なのかな？？
Lado A
Lado B
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