アルゼンチン出身のバンド、La Fanfarria Del Capitan。2012年に行ったワールド・ツアーの最終地として日本でも公演を行った事でご存知の方もいるはず。あ、当時は以前の名義、Capitan Tifus だったか。そんな彼らが2020年にリリースしたアルバムが入荷。バルカン音楽にラテン、クンビア、スカをロックのフィルターを通し混血。タンゴの影響を感じさせる辺りにこのバンドのアイデンティティを感じる。本作ではその音楽性は更に深まり、ワイノ、サンバ、カンドンベといったフォルクローレにクアルテートまでも飲み込み進化。また、通常のバンドセットに加え、オーケストラを導入。弦楽器から管楽器など総勢30人以上のミュージシャンと100種類以上の楽器が奏でる壮大な作品となった。ゲストも豊富で、オランダのAmsterdam Klezmer Band に同郷のBersuit Vergarabat らが参加。一皮も二皮も剥け多いに進化したLa Fanfarria Del Capitan を楽しめる一枚。
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら