英国のレーベル、MR.BONGO のブラジル音源リィシュー・シリーズ。このシリーズ、はっきり言って全部良いんです。痒いところに手が届いた選曲は、流石の一言。その中から、今、discos PAPKIN がプッシュするのは、という視点でいくつか厳選セレクトして御紹介。先に、紹介したランバダ、Magalhaes に続いてはこちらです。ピアニスト/作曲家として知られる、Waldir Calmon が70年にリリースしたアルバム、Waldir Calmon E Seus Multisons からの7インチカット。Side A は映画のエンドロールが似合う、そんな曲。日が暮れていく浜辺の景色が僕には目に浮かびます。この上ない気持ち良さ。そしてSide B は涼しげなオルガンとブレイクの効いたドラムがヒップホップ好きの琴線をくすぐるであろう、映画のワンシーンを思い浮かばせる一曲。両面共に壮大なスケールを感じる、大作曲家の仕事、間違いなしです。
SIde A
Side B
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