ライ・クーダー、タジ・マハールと言った誰もが知るギタリストたち。そんな彼らが憧れたバハマのギタリスト、Joseph Spence の蔵出し音源集が発売。なんなんだこの空気感は。ギターと歌。それだけで作られる世界にどこまでも持って行かれる。もうね、全然進まないんです。何度も何度も繰り返し聴いてしまうから最後まで中々行かない。魅力がこぼれ落ちてる音楽。本作は彼の全盛記と言われる1965年の録音作を集めている。何かの事情があってお蔵入りとなっていた音源たちを、スミソニアン・フォークウェイズが50年以上の時を経て世に送り出した素晴らしい仕事。即興で繰り出される変幻自在なギター。味わいの塊のような声で歌われる伝統歌。そしてその独特過ぎる歌唱法で多くの歌い手に衝撃と感動を与えたとか。それでいて水や空気や太陽の様に自然にあり続け、すーっと懐に入って来て離れない音。この二面性は間違いなく虜になる。 どこをどう切っても素晴らしい。選べないので試聴曲は頭から選んでます。
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