もう15年も前になるのか。僕自身、多大な影響を受けた大名作。バルセロナ発の音楽ムーブメントであるメスティソ・ミュージック(混血音楽)の集大成というか、新たな日の出というか。Che Sudaka の3枚目のアルバム「Mirando El Mundo Al Reves (世界を逆さまに見ている)」。この度のLP 化を機にCD もカタログにストックしました。レコードが聴けないというかはたこちらをぜひ! 彼らの1st、2nd アルバムはパンクロック的要素を前面に出し、コラージュ的なアレンジなど、それらも他とは違う特別な存在感を放っていたが、本作でその作風がガラりと変わり、バルセロナの大衆伝統音楽であるルンバ・カタラーナをベイスに様々な音楽要素にパンクなスピリットを注ぎ込んだのだ。その進化は想像の範疇を越え、ある種のトラウマを多くのリスナーに刻んだはず。決して懐古主義的な話でなく、このアルバムの素晴らしさは変わることなく今なお輝き続けている。久々聴いたけどやっぱりかっこいいのよ。熱量がハンパない。リアルタイムで体験した僕としては、当時未体験のリスナーにも届けたい、届けるべきと思ったわけ。あ、そういえばこの頃もユーロ高かったな笑 そして世の中も相当酷かったけど、今はそれ以上じゃない!?、、、今またこの音楽が響き渡る時が来たわけだ。魂にエナジーを注入。改めて勇気をもらった。これはやはり歴史に残るべき大名作!!
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