ロックステディ期から活躍したジャマイカ人シンガー、Devon Russell。彼がCurtis Mayfield の曲をカヴァーしたトリビュート・アルバムが再発。オリジナルリリースは1993年。ギタリスト、Earl Chinna Smith からの「Curtis の曲をカヴァーしてみては」というアドバイスをきっかけに本作のストーリーは始まった。そして本作収録のGive Me Your Love をレゲエ博士で有名なSteave Barrow 氏が聴き気に入り、本格的にアルバムを制作。Sly Dunbar、Aston "Family Man" Barrett、Earl "Wire" Lindo、Dean Fraser、Bobby Ellis、Leroy "Horsemouth" Wallace、Prince Lincoln Thompsonに Earl Chinna Smith、そしてKing Tubby のFirehouse Crew といった錚々たる面子が参加。ムード満点、ソウルミュージックを見事にソフトなデジタルレゲエへと消化。この音は今だろ。リリースはJamaican Doo Wop やアジア、南米などのスーパーヴィンテージミュージックに、ダンスミュージックのニッチな隙間にスポットを当てて、カセットテープメインでリリースする英国のレーベル、Death Is Not The End が新たに立ち上げたレーベル、333 より。目の付け所の良さ、センスと豊富な知識に偏愛なければこれは出来ない。ここの仕事は注目して間違いないと思いますよ。そうそう、本作のリリース枚数はレーベル名にちなんで333枚の限定プレスとか。お早めに。
Side A
Side B
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら