1929年から1961年までのブラジルのMusica Caipira と呼ばれるカントリー・ミュージックをコンパイルしたカセットテープが入荷。所謂、セルタネージョ(ブラジルのカントリー・ミュージック)のルーツとなったと言われるMusica Caipira。1920年代末に先駆的な民俗学者コルネリオ・ピレスによって録音された最初期のものから60年代までを本作では網羅。ブラジル北東部で産まれ、痛み、愛、損失、裏切りなどの物語を、しばしば独創的なチューニングの自家製ギターをバックに歌っているという。謂わば、ブルーズ。歌とギター、これ以上ないシンプルな構成。牧歌的な響き。細胞の隅々まで行き渡る音、魂の歌。すごいな、これは。博物館クラスの内容。音楽史として貴重極まりないアーカイブはJamaican Doo Wop に各地のヴィンテージ音源からサウンドシステム・カルチャーに纏わる作品をカセットテープ中心でリリースする英国のDeath Is Not The End から。
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