1970年代のコンゴ民主共和国を代表するミュージシャンの一人であるカンダ・ボンゴ・マンの2010年以来となるニュー・アルバム!!中央アフリカのみならず、西や南など、アフリカ大陸全土に向けて未だにその影響力を誇り、愛され続けているスークース(リンガラ)の曲の構成などに変革をもたらしたことでも知られるボンゴ・マン。今作では、新曲と過去曲の再録したものを収録。ギター・パラダイスと表現しても差し支えないほどにギターのフレーズがフィーチャーされるのが特徴のスークースですが、タイトルトラックの『Kekete Bue』(A-1)はキラキラしたギター・リフがアップテンポに全編を通して鳴り響くダンス・ナンバー。2020年代に音の質感をモダン化した印象の『Jessy』(A-2)も同様のスークース。かと思えば、シム・レドモンド・バンドを想起させるメロディアスで哀愁をわずかに含めたギターのイントロで始まるメロウな『I Will SIng』(A-3)のようなミッド・テンポで聴かせる楽曲もあり。ゲストの女性シンガーであるミミタ・オカコ・ボファンゴとの掛け合いも美しく、歌詞の内容も泣かせてくれる。ハイライフ〜パームワインの『Kumisa Ye』(B-1)、ルンバ・ロック全開の『Rose Rose』(A-4)など、アップテンポだけでなくしっかりと緩急をつけた構成となっていて最後まで飽きることなく聴ける好盤です!SHOCHANG (HIGHLIFE HEAVEN)
Side A
Side B
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