国内海外問わずレゲエというフィールドでハードコアにフリーフォームに活動するフィメール・シングジェイ、エリカ・クリムゾン。彼女の7インチがブランニュー・レーベル「呑龍レコード」より発売。
2005年から活動を開始。自身のレーベル、LOOP DUB RECORDS をメインに客演など精力的にリリース続けるエリカ・クリムゾン。ルックス同様のキュートな声、歌いわまし。かと思えば、どきっとするようなワイルドで力強いスタイルが飛び出したり。惹きつけられる素敵な歌い手がLittle Wille John オリジナルのクラッシック、Fever をカヴァー。やはり女性歌モノということでかぶってくるのはLa Lupe のヴァージョン。それをサンプルにしたのではないかというラテンなノリを感じるSide A。DUBJUANA MIDNIGHT SYSTEMのShiono によるトロピカルなリディムと、ex Banderas、現在はLos Tequila Cokes で活動するパーカッション・プレイヤー、Tinnen がコンガ、ギロで参加しラテンのエッセンスを注入。レゲエでありラテン、そして歌謡曲という絶妙なバランス感覚のヴァアージョンをクリエイト。隙間をブッチギリににすり抜けるであろう素晴らしいマリアージュは大好物。ダンスホール・レゲエ・サイドにシフトしたLOOP DUB によるリミックスを収録したSide B も良いですねぇ。全方位対応型、不定形なハイブリッドダンスホール。こちらも超好み。マスタリングはBim One Productionsのe-mura氏が担当。信頼のムラスタ印と、サウンド面も間違いなし。レゲエもちろん、ラテン、いわゆる和物な現場などなど多種多様なダンスフロアで話題になるのではないでしょうか。国境も越えて。狙い撃ちバッチリな一枚は8月30日発売。今から楽しみです。
Side A
Side B
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