これは面白い!アメリカはミシガン州のシンガー、シクスト・ロドリゲスがリリースし南アフリカで局地的ヒットを飛ばしたSugar Man をスカ、インスト・スカ、レゲエの3ヴァージョンでカヴァーした12インチ。原曲、Sugar Man は反アパルトヘイトを象徴する歌として熱狂的な支持を得ていたとか。南アフリカでは彼の存在は神格化され、壮絶な死を遂げたなど様々な噂が飛び交うほどに。実際はデトロイトで肉体労働者として家族を養っていたとか。そんな彼を探し出す行程を映像に残した映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」は2012年にアカデミー賞のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したとか。まさに映画のような奇跡の話が映画になってしまったわけだ。そして彼の残した歌は抗いのテーマとなったわけだ。本作ではヴァレンシアのシンガー、Payoh Soulrebel をヴォーカルに同じくヴァレンシアのNewentun All Stars がバックを務めている。先日入荷したBillie Eillish のBad Guy のバックも彼ら、Newentun All Stars。それぞれのヴァージョンで安定の演奏を聴かせてくれる。装い変えても遜色ない演奏にアレンジ。しかしいい歌。この曲のドラマも含めこういう形でカヴァーされるっていい話。
Side A
Side B
シクスト・ロドリゲスが南アフリカでライブする映像です。泣ける。
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