昨年12月にMumbia Y Sus Candelosos の7インチをリリースしてからなんと1年ぶりのリリース！！待ちに待ったオクラ印、待望の新作は2タイトル同時リリースという贅沢ぶり。まずはこちら。Grupo Jejeje の7インチ！！
カリフォルニアはサンノゼ出身のTurbo Sonidero とロンドン在住ペルシャ系移民のArrabalero によるユニット、Grupo Jejeje。Discos Rolas からリリースしたデビュー作のLP はすでにレーベル・ソールド・アウト。レア盤化している。その後、そのアルバムはスロウ・クンビア＝レバハダのパイオニア、メキシコはモンテレイのSonido Duenez がレバハダ化しカセットテープへ。メキシコのレーベル、Kumbia Obsucura からプレミアムな7インチをリリース。そしてオクラ印から2022年6月に7インチをリリース。またTurbo Sonidero 個人ではロウラダー・クラッシックスをクンビアのフォーマットに落とし込み、各地で話題となったLowrider Kumbia をリリース。クンビア、ソニデラのシーンにおいて決して外すことできない最重要人物／ユニットと言っても過言ではない存在。ミスティカルでゴシック。呪術的なダークでドープなサイバー・クンビア・ソニデラをクリエイトしていたが、本作では心機一転。女性歌手、Simone Michelle をフィーチャーし、甘く切ないR&B テイストな歌モノのクンビアを披露。ベイエリアで活動する彼女はラテンからR&B、ヒップホップなど幅広いシーンで注目される存在とか。シンセサイザーによる神秘的な演出と彼女の透き通る優しさに包まれた歌声とドープなクンビア・トラック。Grupo Jejeje の新境地というべき2曲だろう。実にちょうど良い塩梅の温度感。色んなジャンルとのクロスオーヴァーも楽しめそうな解釈自由度の高さ。ヒップホップ、ベイス・ミュージックを通過した感覚ならではのクンビアはやはりGrupo Jejeje の© 印。これは爆音で鳴らしたら凄そう。。この曲をリリースするというオクラ印の審美眼も流石。待った甲斐がある納得の一枚。キャントウェイト！！
Lado A
Lado B
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