僕の大好きなノッポの馬場くん。馬場正道くんはDJ であり、レコードコレクター。スナック店主にしてレコード店の店主でもあるという異色のキャリアの持ち主。それだけでもうマッドなわけなのだが。。（本作ライナーノーツを読めばさらにそれはお分かりいただけるだろう。）そんな馬場くんが選曲と監修を務めたCD がリリースされた。彼がコレクションする1950年代のインドネシア音楽のSP 音源から選曲。一枚一枚丁寧にレコード盤から音を起こしてマスタリング。チリノイズ一切なし。曲をさらに映えさせる美しい音質に仕立てられている。CD の制限時間いっぱい74分に25曲を収録。これも実に馬場くんらしい。マンボやルンバ、チャチャチャ、ボレロといった東南アジア訛りのラテン音楽からジャズ。エレガント！モダン極まる洗練された楽曲たちにうっとり。夢見心地の大衆歌謡音楽集。70年以上前の貴重なコレクション。これは後世に伝えるべき博物館級の内容。贅沢すぎる一枚。こんな素晴らしい音楽を聴けることが幸せ。馬場くんからの素敵なお裾分けにビッグ感謝。
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