実験性豊かなアフロコロンビア音楽を創造。今なお様々な音楽好きから絶賛され続けるコロンビアのバンド、Wganda Kenya が1975年にリリースしたアルバムが再発。タイトルからしてもうヤバい。『Africa 5,000』ですよ。そしてジャケもヤバい。この時点でもう既にノックアウト。で、聴いたらもう月まで飛ばされる思い。アフロファンクにアフロカリビアン・ミュージックをコロンビアのフィルターを通して表現された楽曲はダンスミュージックの未来を行っちゃった。エネルギッシュで野性味あふれる演奏。ユーモア満点、謎のサウンドエフェクト。ラテンの耳だけでなくいろんな耳で聴ける、まるでアメーバのような形に収まらない自由な音楽にアドレナリンは大放出。コロンビアのサウンドシステム、ピコを飛び出し世界のダンスフロアへ。Discos Fuentes のカタログの中でも最高峰と言われるよ、これは。また本作にはオリジナルには未収録のMirra Para Arriba, Mira Para Abajo をボーナストラックとして収録。コロンビアの音楽に魅せられた一人として、この一枚が以前よりもレコードで聴ける環境になったことが何より嬉しいですね。しかしこの時代のコロンビアには何があったんですかね。どうすればこうなるんだろう。未だその謎は解けぬまま。。
Lado A
Lado B
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