再々々々入荷です!!LP!ここ数年、一部のクンビア愛好家から注目。メキシコはモンテレイの若者を描いた映画「そして俺は、ここにいない。」でもサウンドトラックで使用され、話題になったピッチをスロウダウンしたクンビア=レバハダ。その謎に迫る画期的な一枚が登場!これは凄いわ!!メキシコはモンテレイ発祥、と、聞いていたが本作によると諸説あるらしい。この辺はスカやロックステディの誕生と同じで、多くのプロデューサーにミュージシャンが産みの親と言い張るのと一緒で、ある種の都市伝説的なものがあるのは国は違えど変わらない、ということだろう。通常のスピードより遅くかけたらサウンドシステムで遊ぶメキシコの人々にバカウケ。このカルチャーはそこから始まった。少し乱暴な言い方だが。現在、メキシコに住むマイメンRe (アルイ) from 未来世紀メキシコから個人的にこのレバハダについて教えてもらっていたが、キイマンはモンテレイのソニデロ、ソニード・ドュエネスというのは間違いないとか。(この 人たち ね。ムーチャスグラシアスRe!) この誕生についての論争はキリがないのでこの辺にして、本作ではメキシコのソニデロがかけていたレバハダを15曲紹介している。コーヒー・ルンバの作曲者Hugo Blanco、ペルーのスーペルなギタリスト、Manzanita 等、南米各地のクンビアを収録。不思議なことにピッチダウンすることによって増す味わい深さ。沁みるんだよなぁ。。ラテンのサボールが増すというか。そしてそうすることによって曲自体の面白みも増していること。もちろん、そういう曲を選曲していたのだろうけど、おいおい、これダブじゃん!みたいなことになっているんだから驚き。クンビアとレゲエの類似性は多くの人が感じていると思うけど、これを聴いたらそれは更に感じてもらえるところもあるのでは。そして妖しさというか悪さ、ドープさ。若者たちを虜にするのにこれは最重要な要素だろう。選曲はDJ Lengua が担当。先にも書いたが、一部好き者たちが注目するレバハダ。本作はその輪を更に広めるのにこれ以上ないインパクトを放っているのは間違いない。リィシュー専門レーベルとして毎度、素晴らしい仕事を続けるAnalog Africa の快挙、と言いたい一枚。しかし未だ掴めない核心、奥深いレバハダというカルチャー。沼だね、だから惹かれているんだけど。
Lado A
Lado B
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