メキシコはオアハカ州の約2世紀の歴史を持つ吹奏楽音楽を現代に伝える当地の文化の重要な担い手であるBanda Del Sur の7インチがリリース。所謂、ブカブカ系。吹奏楽団のクンビア。冠婚葬祭。オアハカの地に住む人にとって切っても切り離せない生活の一部の彼らの音楽はまさに喜怒哀楽を羽根井しているのだろう。もともとはコロンビアの労働歌クンビアだったというLado A。軽快なリズムはどこはかとなく楽しくて労働の辛さを喜びに変えてくれるような。日常生活にもフィットする陽気なムードがさりげなく美しい。そして当地の通夜の始まりと終わりを告げる曲をLado B には収録。悲しさはあれど新しい世界への旅たちを祝福するかのようなスケールと勇ましさも持ち合わせている。この2曲はその土地に住む人たちにとって切っても切り離せない生活を映すものであり、文化、重要な音楽遺産。後世に伝えるべきものでありそれを音楽を形に残した素晴らしい仕事とも言える一枚。
Lado A
Lado B
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