コロンビアの首都ボゴタで結成。アフロコロンビア音楽とテクノ/ハウスを繋ぐ3人組、Ghetto Kumbe が2020年にリリースしたオリジナルアルバムのリミックス盤が入荷。タイトルから察する通り、45回転2枚組という鳴りに拘ったクラブサウンド仕様。彼らのサウンドを象徴する、魂、ハートに響く強烈な太鼓の音は大地のリズム。DNA に刻まれるアイデンティティ。そのことを理解し称え、さらに増幅させるため各地から選りすぐりのプロデューサーを招集。推しのUproot Andy の参加はアゲ。興味深いところだとアンゴラ/アフロポルトガル圏からDJ Firmeza にStudio Bros、そしてパリのハウス集団のLes Enfants Sauvages の参加。アフロコロンビアを次の次元に推し進める勇気ある挑戦の表れか。真の意味でのグローバルを目指す彼らの試み。終始スリリングに展開する突っ込んだ表現に攻めを感じる。今足りないのはこういうこと。腐敗した政府が課す不平等や虐待をリズムと歌で非難しリスナーを高揚させ、その戦いに参加するよう呼びかけ、ダンスと意識が混ざり合い、家族、友人、見知らぬ人たちまでが音楽への愛を通して自分たち自身で変化を起こせるようなグローバル・コミュニティを作り上げることを目指しているというGhetto Kumbe。一朝一夕ではこうはいかない。もう一度言わせて。この意識と説得力が明日を変える音。音楽を止めるな、パーティを止めるな!
Side A
SIde B
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