2025年、最後のワールドツアーで世界各地を回るフェルミン・ムグルサ。日本にはRadical Music Network とFuji Rock で来日。RMN の公演を目撃した身として一言。僕が見た中で間違いなく過去一、完璧なステージだった。「ラストで自己ベスト更新てどれだけかっこいいんだよ。」そんな最高のフェルミンの音楽生活ラストを飾る企画、トリビュートアルバムが入荷。世界各地のバンドにシンガー、Deejay、ラッパーにプロデューサーが参加し、彼のソロ、バンド時代の名曲をカヴァー。まず最初に伝えなければならないトピックはこれ。日本からEKD y Los Changaras の参加だ。しかも3枚組LP の最後の曲。オオトリって、、なんだか胸が熱くなる。他には惜しくも解散したEsne Beltza。同郷の後輩、Tremenda Jauria。混血ムーブメント時代からの盟友達、Amparanoia にAnouk、Karamelo Santo、Massilia Sound System、Rude Hi-Fi。これからの活躍に期待が高まるHentrenamientoh、La Terriorista Del Sol。他、ここで出会った才能。錚々たるメンツがリスペクトと愛を込めたカヴァー曲は兎に角、熱量が半端ない。曲のクオリティの高さ、アレンジの拘り。メキシコのストリートヒーロー、Lengualerta のレバハダ風カヴァーとかヤバイだろ！？英雄のラストを飾る作品に下手は打てないというそれぞれの相当な気合いを感じる。世界の同志がそれぞれの曲で讃えた英雄の功績。継がれていくラジカルメッセージ。
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