物事、難しく考えると帰って複雑になってしまう。だからシンプルに考えたい、なんて普段思っている訳ですが本作を耳にした時、ふとその言葉を思い出してしまった。アルゼンチンの奇才?変態?前衛的表現者、ディック・エル・デマシアードの最新作。クンビアをベイスにコラージュを駆使した彼の作品は出すごとにクンビアとはかけ離れていっている様な。。もはやクンビアと呼ぶべきでない様な気が。。解体、再構築、解体、再構築、解体、再構築。。。その繰り返しから産まれる前衛的表現。本作はほぼ全曲がライブ録音の「実験的でラフな」(本人談)トラック集だとか。考えてはダメ、絶対ダメ。そう、ドント・シンク・フィール!な訳。感じるままに耳にしているとディックが音を使って絵を描いている光景が浮かんだ。貴方には何が見えるかな?
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