カリブ海経由の黒いリズムとスペインから伝わってきた伝統楽器、そして先住民伝来の音楽。異なった文化が混じり合い産まれたメキシコ東部湾岸地域、ベラクルス州の伝統音楽ソン・ハローチョの担い手、ロス・コホリーテスの4作目。タリマと呼ばれる木の台を踏みならして刻まれるリズムは高貴な調べ。かき鳴らされるハラーナやレキントといった小型のギターと魂の歌。300年以上の歴史、高い文学性、権力への抵抗、それはいつの時代も民衆の心に寄り添う。。人々の琴線を揺らす説得力と魅力。誇り高き民衆の歌は全ての生命への讃歌。そんな風に聴こえてならないのだ。
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら