フィーリンのアイコン、ホセ・アントニオ・メンデース。2007年にエル・スール・レコーズから発売(2014年に再発)された、言わずもがな傑作の1stアルバム「フィーリンの誕生」に続く2ndアルバム「フィーリンの真実」。57年にオリジナルは発売、本作の後半には同時期に録音された彼のギター弾き語りを収録。それが60年あまりの時を経て現在に蘇った、と言う訳だ。すでに完成されたスタイルで自作の名曲達をロマンティックに切々と語りかけるようにひたすら歌い綴るメンデース。チェット・ベイカーにも通じるノスタルジーと極上の色気。日常から解放する生命宿るかのような彼の唄。思わず遠い目をしてしまう、そんな持ち分かるでしょ?洗練を越えた洗練。言葉はもう要らない、彼の唄が有る。心ゆくまでご堪能あれ。
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