アルゼンチン音響派の重要人物の一人、アクセル・クリヒエール。一筋縄ではいかないアルゼンチンの奇才と呼ばれる男。デジタル・クンビアを世に送り出したレーベル、ZZKや欧州からのリリースなど、クロスオーヴァーな人気を誇る、括られない音楽家だ。本作は彼の最新作。ポップでありながらストレンジ、「刺のある美しいバラ」とでも例えようか。この「対」が共存する不可思議で当たり前な感覚にアートを感じてならないんだな。けどけして躍れないなんて事はない。しっかりダンス・ミュージックとしても成り立っている。何だろう、この感じ?リコメンしてくれたのは、この界隈の音源をオリジナルな感覚で掘り下げる音楽探求家DJ Shhhhhくんより。温かいのに無機質?冷たいけど有機質なの?彼の世界に迷い込んだら僕にはこんな風に触れてくるんだけど、どうかな?
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