カヴァー曲のセンスと挑戦に共感とリスペクト！ブラジルのエキゾ・サーフ・バンド、ガソリンズ。恐らくこれは彼らのデビュー作。まずは先に上げたカヴァー曲のセンスから。この手のバンドにとって王道と言うべきリンク・レイに始まりチーチャ・バンド、ロス・ミルロスのカヴァー。この辺は理解の範疇。で、面白いのがルーツ・レゲエ史に名を刻む偉大なメロディカ奏者、オーガスタス・パブロのカヴァー。そして更なるセンスを感じるのが、アンゴラのミュージシャン、Os Jovens Do Prendaのカヴァーだ！！アナログ・アフリカが2010年にリリースしたアンゴラの楽曲をコンパイルしたコンピに収録されていた曲。まさかここに手を出すとは！！ちゃんと音楽聞いてるんだな、彼らは。そして次にその素晴らしい挑戦について。ブラジル北部ベレンの伝統音楽、カリンボをなんとエキゾなサーフ・ロックに仕立てようと言うのだ！！これには驚いた、いや、上がったね。正直カリンボと言うには、、ギタハーダなのかなって感じだけどこんな挑戦は僕の大好物だし、ここに行くのはよく分かる。いや、面白いバンドだ。この路線を更に突き詰めオリジナルなニュー・サウンドを今後も是非届けて欲しい。日本から最大級のエールを彼らに！！
こちらがJovens do PrendaのIlha Virgem。
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