ヴァレンシア出身の女性ラッパー、Jazz Woman のアルバムがPropaganda Pel Fet からリリース。女性ヒップホップ・グループ、Machete en Boca やPeriferia Norte 出の活動でも知られる彼女のソロ2作目となる本作。ヴァレンシア語、スペイン語の両方を操るスタイルで、社会的不公正、ジェンダーに基づく暴力や学校のいじめを強く非難、女性のエンパワーメントを呼びかけている。ヒップホップやトラップから、アフロトラップにサルサ、エレクトロニカ、メレンゲ、バチャータなど様々な要素を飲み込んだ音楽性豊かな秀逸なトラックは、ヒップホップに興味が無い人も振り向かせる程のクオリティ。これはカッコイイわ。アルゼンチンのラッパー、Sara Hebe にZoo のメンバーなどが参加。スペインのストリート・ミュージックの今を伝えてくれるリアルな一枚。
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