同じアルゼンチン出身のこのシーンのパイオニア、Chancha Via Circuito のバンドのドラマー／パーカッショニストとしても活躍するアルゼンチンのFederico Estevez が2020年に、Barrio Barrio Lindo とEl Buho が主宰するレーベルのShika SHika からリリースしたアルバム。Chancha 曰く、ブエノスアイレスで最も多彩なミュージシャンの一人。「元来の探求家」と言われるらしく彼の意識は常に創作に向かい、尽きることない音楽的好奇心に火をつけないリズムやジャンルを見つけるのは困難とか。本作を聴けばそれは納得。南米のフォルクローレとアフリカのリズムを融合させた9つのトラックでそれは見事に証明されている。パーカッシブでミニマルなサウンド。低いグルーヴ。アンビエンスでエレガントな幻想的な世界の美しさにはある種、神聖なものを感じさせる。素晴らしい。スローバーニン系。じわじわと効いてくるね。新しい音色とリズムの宇宙へ私たちを招待する。フォルクローレの新しいドアをここに見た。
Lado A
Lado B
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