オクラ印の最新作はフレンテ・クンビエロのサックス／クラリネット奏者マルコ・ファハルドが率いる7人組バンド、Bandejas Espaciales の7インチ。 80、90年代のズーク、コンパ、と言ったフレンチカリビアン・サウンドをリヴァイヴァルしたLado A。哀愁のメロディと跳ねるリズム。そして現代的なサウンドアプローチ。サウンドシステム＝ピコのカルチャーを通過した感覚。まさにリヴァイヴァルとはこういうことなLado A。これコロンビア産なんですよ、、アフロ、カリブ音楽が如何にコロンビアで親しまれてきたか。当地の音楽文化の多様性も証明。大好きだな、この曲。硬派なホーンのメロディが印象的なアフロ・サウンドを収録したLado B も良い。いい意味で垢抜けていないシンセによる味付けが絶妙。ダブ的処理が『今』なアフロ・コロンビア・チューン。そして毎度お楽しみな曲のイメージを見事表現した拘りのアートワーク。今作を手掛けたのはインティ＝ウアイラ・ゲバラ・リオスというパンキッシュな女性アーティストとか。これポスター欲しいなぁ。 もう一つ、本作に関わるホットトピックスを。オクラ印はリリースごとにその作品をプロモーションするためのDJ ミックスを作っているんですが（手前味噌で恐縮ですが、、、私もムンビア・イ・スス・カンデローソス のリリースの時に提供させていただきました。てへ笑）今回はバンブー・竹田氏が制作。日本のカリブ&トロピカル音楽シーンに於ける真のパイオニアと言って過言でないバンブーさん。奥深くも誰もが楽しめる素晴らしい内容。ぜひ聴いてください。ハードコアチョッパーズスタイル炸裂！！ナーーイス！！ World Pages Music - Kenichiro "Bamboo" Takeda アフロ・カリビアン・サウンドの今をクリエイトした本作は、音楽探究心を擽るサムシングニューが至るところに仕掛けられた音楽家の熱量と情熱に溢れた内容。シーンを今日より面白く、より活性化するための挑戦に溢れた一枚。これに興奮しないわけがない。またまた素晴らしいフィジカル作品を世に送り出してくれたオクラ印の仕事にビゴップ。みなさん、ご予約お待ちしてます！！
Lado A
Lado B
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