ブラジル北東部バイーア州サルヴァドールから世界に衝撃を与えたバイーアの新世代グルーヴの創造主、Baianasystem が2019年にリリースした3枚目のアルバムのカセットテープが入荷。2009年の結成、10周年を記念したアルバムでもあるという本作。多くのフューチャリングゲストを招集した中でもやはりホットトピックスはManu Chao の参加。A4 でなんとMano Negra 時代の大名曲「Senor Matanza」を下敷きにこれからの時代を示唆する形へとリワーク。これは当店ユーザーの方には突き刺さる一曲ではないでしょうか。またA3 で「Nacao Zumbi」「Zulu nation」と歌っているのには胸が熱くなった。バイーアの大衆音楽をより掘り下げ説得力と個性は増幅。さらにレゲエ、ダブ、ヒップホップ、クラブ・ミュージックのフレッシュな感覚を取り入れリアルに。ふつふつとその奥の方で熱量は増幅。共存するタテノリとヨコノリのヘヴィなグルーヴがズシズシくる。サイケデリックにスペイシーな表現まで加わってもう手がつけられない！！初期衝動から確信へと変遷を遂げたそのサウンドに少しの落ち着きを感じるかもしれないがストリートの匂いは決して消えていないしけせやしない。またこのアルバムは2019年のラテン・グラミー・ポルトガル語ロック部門を受賞したとか。進化するバイーアミクスチャオリジナル。これはマジで一度クラって！
Lado A
Lado B
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