約束しよう。目を閉じてこのレコードのどこに針を置いても最高の音楽が流れだすことを。これは素晴らしい。本当に素晴らしい仕事だ。インドネシアのレーベル、La Munai Records の快挙。1950年代から活躍した映画俳優で歌手、いわゆるシンギング・スターのOslan Husein が1964年にインドネシアの音楽レーベル代表、Irama Recordsからリリースした彼が出演した映画音楽集が再発。ラテン音楽とインドネシアの音楽を見事に融合させた演奏はJack Lemmers 率いるオーケストラ、Gema Irama。Irama の箱バンだよね!?間違いないわけだ。味わい深い演奏に独特のエキゾチックな味付け。そして張りと色気のある大人の魅力感じる歌声。これらの見事なマリアージュは最初から最後までパーフェクト。チャチャチャ、ボレロ、ボサノヴァ。当時のラテン音楽のアルバムがそうだったように多彩なラテン音楽をインドネシアの訛りたっぷりに披露。蕩けてしまいそうな極上のインドネシアラテン、アジアのサボールもまた素敵。また本作はインドネシアにおいて録音音楽と映画をビジネスとして結びつけるきっかけにもなったとか。歴史的な一枚を発売から60年以上たった今手にできる喜び。幸せな一枚に大感謝。そして僕がこのレーベル、この作品を知るきっかけになったのは馬場正道くんのおかげ。マッドでノッポな大好きなお友達。この場をお借りして彼に大大大感謝。ありがとー!!
Side A
Side B
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